ハッチング範囲のギャップ設定
ハッチング処理をする範囲を指定する「内側の点をクリック」は、昔に比べてかなり便利になっている。
前回はそんな普通の話をしてしまいました。
オートキャド(AutoCAD)の機能はバージョンアップによって毎年少しずつ便利になってます。
しかし、特に昔からオートキャド(AutoCAD)を使っている方は、昔の感覚で使い続ける場合が多いんです。
私もその中の一人だと感じています。
これではせっかく便利になっているオートキャド(AutoCAD)の機能が勿体ないですよね。
スキルアップというのは基本的に、今までの経験を生かして操作の精度を高めていくことだと思います。
だけど新しい機能に限って言えば、経験が邪魔をしてやり方を変えていくことが出来ない危険もあるんです。
これは全ての経験者に当てはまる話ですから、時々自分のやり方を見直す時間を用意することをお勧めします。
自分よりも経験の少ない人の意見を聞くとか、もう一度ヘルプを読んでみるとか、新機能の紹介を見てみるとか。
やり方は色々だとは思いますが、そういう「アンテナを張っておく」ことがプロとして大事です。
まあこうして書くことだけなら簡単で、実際には今まで何の問題もなく操作してきたやり方を見直すのは大変ですけど……
新しいやり方を身につける為には、一度今までのやり方を壊してみた方が良い場合もある、ということです。
と、ハッチングとは全然関係のない話をここまで続けてしまいましたが、最後に割と新し目の機能を取り上げてみます。