オブジェクトスナップのリスト表示
前回は[Shift]を押すことによる、強制的な半径0のフィレット機能を紹介しました。
どんなコマンドを使って図面を描いていくかは、オートキャド(AutoCAD)のユーザーによって結構違います。
私はFILLETコマンドを結構多用するので、こうした細かい役立ち機能を見ると嬉しくなります。
ただ、FILLETコマンドを使う際には、半径に気をつけておかないと、後で非常に面倒になる場合もあるんです。
よくあるのが、フィレットの半径が非常に小さい数値になっていて、それにしばらく気が付かなかった場合。
目視ではコーナーになっていそうに見えるけれども、ズームして見たら半径0.2mmで丸められていたりします。
寸法を入れる際に端点を選んだつもりが、寸法値が49.8とかになって、おかしいと思ったら……
あらゆるコーナーが0.2mmの丸めになっていた、という状況は結構ありがちですよね。
オートキャド(AutoCAD)のボタンをカスタマイズすれば、半径0のフィレットはすぐに作れますが……
私はあまりボタンをクリックする操作が好きではないので、作っても無駄になることがほとんどなんですよね。
さて、そんな話はさておき、今回はオブジェクトスナップを使用する際の[Shift]キー活用方を紹介します。
これは有名すぎるかも知れないので、知らなかったと言ってくれる方はあまりいないかも知れませんけど。