Tipsを学ぶ意味を考えてみる

当サイトではオートキャド(AutoCAD)の操作を便利にするTipsを色々紹介しています。

少々偏った意見もある、ということは充分に自覚していますが…

誰しもが納得するような操作というのは、大抵の場合普通すぎてあまり便利ではないことが多い、という言い訳を少しだけしておきます。

ちょっとした工夫で操作が効率化してスピードアップする、というのは突き詰めていくと結構楽しいものです。

まあこれが楽しいと感じるかどうかは人それぞれではありますけれど…少なくとも私はかなり楽しんでやっています。

細かい積み重ねはやがて大きな差を生み出すことになって、それをさらに積み重ねていくことによってさらに洗練されていく。

こうしたプロセスを楽しめる方であれば、恐らくオートキャド(AutoCAD)を使った仕事に向いていると思います。

…ということで、このカテゴリではそうしたTipsの土台となるような考え方について色々書いてみようかと思っています。

仕事をする上で持っていると有利な考え方、損得感情で動くわけではありませんが、最終的に得をする考え方。

そのあたりの話を紹介していきます。

そんな話ですから、具体的な設定や操作方法について、このカテゴリでは一切触れないつもりでいます。

具体的な内容を求める方にはあまり役に立たない話になりそう、という話を先にお伝えしておきますね。


■Tipsを使う意味を考える

オートキャド(AutoCAD)のTipsを調べてたり人のやり方を参考にしたりして、今の自分よりも優れた手法を取り入れる。

そうすることによって、実際の作業効率が上がっていくことになって、自分のスキルは進歩していきます。

その結果として仕事が円滑に進んでいき、その成果によってプロとしての評価が高くなっていく訳です。

最終的にはそうしたプロとしての評価によって、その評価にふさわしい報酬もしくは立場を得る。

これがTipsを細かく積み重ねていく目的ではないかと思います。

これはどんな会社で仕事をしているかによって少し違うのだとは思いますが、仕事をしていく上での目標はそのあたりでしょう。

私は仕事ではなくプライベートを優先させたいので、報酬も立場も別にそれほどこだわっていない。

だからTipsなんて全然自分には関係ないこと、という考え方もアリだとは思いますが…

そうした少し極端な意見というのは、一定のレベル以上の仕事をしている人が言えるものではないかと私は思っています。

そうしたレベルに達していない人が言っても、ちょっと負け惜しみみたいな感じになってしまい、あまり説得力がないですから。

いくら仕事を第一に考えていないとしても、どうせやるならできる限りの事をした方が良いですよね。

その方が楽しいですし。

毎日仕事を適当にやって怒られるような状態では、恐らく全然仕事が楽しくないと思います。

仕事が全然楽しくない状態にも関わらず、仕事が終わった後のプライベートが充実している、という人もいるとは思いますが…

少なくとも私の周囲にはあまりいません。

プライベートの充実はさておき、どうせ一日の半分程度の時間を仕事に使うのであれば、楽しい方が良いのではないか、というのが私の意見になります。