必要な情報だけを抜き出す
作図していく段階で使ったけれど、その後消したりして今現在の図面では使われていない図形というのは結構あります。
それが一般的な線分や文字であればそれほど問題はありませんが、寸法やブロックという要素になると話は別です。
寸法やブロックはERASEコマンドで消しても、データの中にブロックとして登録されたままになるので完全には消えず、見えないデータとして図面の中に少しずつ残っていくことになります。
それ程密度のない図面なのに妙にデータ容量が多い、という場合は大抵こうしたブロックが残った状態になっています。
もちろんこの状態でも図面を作図していくことは可能ですが、余分なデータが残っているメリットはそれほどありません。
なので、定期的にPURGE(名前削除)コマンドを利用してデータを整理しながら作図していくことをお勧めします。
毎日やってもあまり効果がないので、気がついたときに実行するくらいでも構わないと思います。
今回はそんなPURGEコマンドの他に、データを整理することが出来るコマンドをもう少し紹介してみます。