自動保存の設定方法
オートキャド(AutoCAD)で作図している図面データを保護する為に、自動保存機能を使うことを当サイトではお勧めしています。
自動保存は確かにをとても便利なんですけど、実行する際に少しだけ操作が途切れる感じになってしまう、というちょっと困った特徴があります。
図面のボリュームによって保存にかかる時間は少しずつ違って、当然線がたくさん作図されている図面の方がより時間がかかってしまう。
自動保存という機能自体は非常に便利なのですが、あまり頻繁に実行してしまうと効率が悪くなる場合もあります。
ただ、自動保存の設定をきちんとやっておくことによって、少し悪くなる効率と引き替えに得られるものは結構大きいです。
例えばの話ですが、停電などのアクシデントのよって、今まで作図してきた図面のデータがどこにもなくなってしまう。
こんな冗談みたいなシチュエーションは、オートキャド(AutoCAD)を使って仕事をしていると時々あります。
そうなると、今まで細かく作図してきた図面をもう一度同じくらいの時間をかけて描き直す必要がある訳です。
このようなやり直し作業が全く無駄とは言いませんが、限りなく無駄に近い作業ではないかと思います。
しかし、自動保存の設定をしておくことによって、描き直す為に必要な時間を少なくしてくれる、あるいはなくしてくれる。
結果的には仕事で最も貴重な「時間」を守ってくれる機能なので、効率が悪くならない程度の間隔に設定しておくことを私はお勧めします。
少々前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんな自動保存の設定方法について具体的なやり方を解説していきましょう。