設定によるコスト削減を考える


オートキャド(AutoCAD)で作図をした図面を印刷する際に、出来るだけ効率よく色々な設定をして無駄を省いていく。

その為にかける手間は、設定の内容さえ知ってしまえば、それほど大きくはないことが分かると思います。

最初に時間をかけてオートキャド(AutoCAD)の設定をして、出来るだけ無駄をなくした方が長い目で見れば得なんです。

という考え方で今までは色々な設定について説明をしてきましたが、今回は少し視点を変えて「コスト」についても考えてみることにします。

もちろん今までやってきた細かい設定の話が、コストに関係ないですよ、という話では決してありません。

オートキャド(AutoCAD)の操作を効率化することによって得られるのは、作業にかかる時間の短縮です。

仕事において時間はお金とほぼイコールになりますから、時間の短縮はつまりコストの圧縮につながる訳です。

が、今回はそうした時間=コスト的な話ではなくて、仕事をする上でどうしてもかかるコストを減らすという種類の話になります。

選択可能な用紙サイズを限定する


オートキャド(AutoCAD)を使って作図した図面を印刷をする際に、選択する用紙サイズはある程度限られています。

極端な話をすると、A1サイズで印刷が可能なプロッタであれば、恐らく選択する用紙はA1サイズだけであることが多いはず。

A1以外の図面はA3サイズがほとんどですから、レーザープリンターではA3サイズで印刷することになると思います。

であれば、実際に用紙サイズを色々な選択肢の中から選ぶ状況というのは、それ程多くはないと言える訳です。

いつも選択するはずの用紙サイズだけを表示させておき、表示されていても絶対に選ばれない用紙サイズは消しておく。

これによって印刷作業の効率化を目指す、というのが今回紹介するTipsの趣旨になります。

地味で細かい話ではありますが、実際にこの設定をやってみると以外に便利だと感じるはず。

ぜひ一度試してみて頂きたい設定なので、今回はその具体的な手順を紹介していきたいと思います。

選択出来る用紙サイズについて


「システムプリンタを非表示」などの設定により、印刷画面からいつも使うプリンタだけを表示させておく。

というような内容の話を前回まで紹介してきました。

そうすることによって、プリンタの選択をする際に「どれだっけ…」ということになることを避け、余計な手間を省いていく。

そんな狙いがある訳です。

…とまあちょっと大げさで格好つけた表現をしていますが、要するにたくさんあるプリンタから選ぶのが面倒なだけ、という話でもあります。

ちょっと乱暴な表現ですが、無駄な事を省いていくのは仕事としては非常に重要なことではないかと思います。

面倒だから色々なことをやりやすく整理しておく、という考え方は他の様々なシーンにも出てきます。

目的地に早くたどり着く為に車を使うのか、それともそれでは頑張りが足りない気がするから自分の足で走って行くのか。

確かに走って行くと自分が汗をかくので、何となく頑張っている感じがしますが、どう考えても車の方が早いですよね。

評価の基準色々あるかとは思いますが、どれくらい早く目的地に到着するかであれば、走って行っても評価はされません。

オートキャド(AutoCAD)の操作も同じで、マウスをクリックした回数とかキーボードを打った回数が評価されることはありません。

であれば、少しでも手間をかけずに同じ効果を上げることが出来るか、これを考えた方が良い訳です。

と、少々話がそれましたが、今回は作成したプリンタの設定についてもう少し詳しく説明をしていきたいと思います。

必要なプリンタだけを表示させる


システムプリンタを選択した際に表示される「プロパティ」をクリックして、設定画面からプリンタの設定を作成する。

この手順を前回は説明しましたが、その結果どのような状態になっているか、再度印刷コマンドを実行して確認してみましょう。

新しく設定したプリンタが表示されている

このように、前回名前を付けた「ブラザー」というプリンタが表示されていることが分かります。

こうして作成したプリンタ設定は、今後説明する色々な細かい設定をしていくとよって、さらに便利になっていきます。

が、今回はまず新しくプリンタを作成する、というところまでで満足しておくことにしましょう。

ここまで出来れば後は細かい設定だけですから、少しずつ自分で改造していくのも良いと思います。

そのあたりの詳しい話は後にして、この状態まで持っていったら、次にやることは何か、という話を続けます。

システムプリンタから設定を作成


OSでインストールされているプリンタが全部表示されると、その中からどれを選択するかという操作が発生します。

もちろん適切なプリンタを選択していく必要はあるのですが、選択肢はたくさんなくても大丈夫な事が多いです。

大抵の場合、印刷で使うプリンタの種類は多くても4つ程度ですから、その中から選択が出来ればそれでOK。

それ以外の選択肢を消してしまい、選択にかかる時間を削減しましょう、というのが今回説明している設定の趣旨です。

ただ、インストールされているプリンタを最初から全部表示しない設定にしておくと、選択出来るプリンタが全然ない状況に。

システムプリンタを非表示にした結果

これではPDF印刷しか出来ないので、選択は簡単ではありますが、紙に印刷をしたい場合に結構困ってしまいます。

だから最初にしっかりプリンタの設定をやっておいて、その後改めてインストールされているプリンタを非表示にする。

そんなやり方がお勧めです。

今回はその具体的な設定方法を紹介するので、とりあえず前回紹介した「システムプリンタを非表示」はOFFの状態にしておきます。

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