仕事なので時間は無視できない

前回はコストを削減することについて色々と書きましたが、結局はカラー印刷とモノクロ印刷を切り替えるというシンプルな話でした。

そんな当たり前の話か…と感じる方もいると思います。

しかし実際に仕事でコストを確認していくと、カラー印刷とモノクロ印刷の違いはかなり大きなものになるので、無視するには大きな違いなんです。

例えば複合機でカラー印刷をする場合、契約にもよりますが1枚につき20円~30円程度のお金がかかります。

リースで印刷した枚数だけ支払うようなパターンが結構多く、そうでない場合もトナー代などで結局同じくらいコストがかかることになります。

一方モノクロ印刷の場合は、1枚10円を切るかどうかという感じで、カラーよりもコストをおさえることが出来ます。

1枚の単価はそれほど大きな差とは言えませんけど、実際に仕事で使ってみると印刷はすぐに100枚単位になってしまうんです。

1枚20円だとすると100枚で2000円。

これを毎日繰り返すと、単純に計算通りには行かないとは思いますが、休日などを考慮して1ヶ月5万円程度。

これはなかなか無視できない金額ですから、出来るだけ無駄を省いて安く抑えたくなってくるものなんです。


■それが仕事である以上

ちょっと極端な意見ではありますが、会社という集団が利益を挙げるための集団である以上、仕事というのは利益を出すものである必要があります。

利益を挙げる為に出来ることはシンプルに考えると二つで、一つは収入を出来るだけ増やすこと、そしてもう一つが支出を出来るだけ減らすことです。

収入を増やすというのは仕事そのもののテーマという感じになるので、ここで詳しく触れてもおそらく解決はしない場合がほとんどだと思います。

しかし支出を減らすことについては、もちろん限界はありますが、毎日の仕事で気をつけておけば解決するものも結構あります。

今回取り上げているカラー印刷とモノクロ印刷の切り替えも、簡単に設定できてある程度効果があるので、気をつければ解決するものに入るはずです。

もちろんこれは実際に仕事をする人の意識にもよるのですが、そうした意識があるからこそ、プリンタの設定について考える訳です。

利益を挙げるという仕事の性質を考えると、コストのことを全く考えないで済ませる訳にはいきません。

印刷をする際にはどの程度のお金がかかるのか知っておいた方が良い、というのはそうした意味があるんです。

■最初の目的も考える

ただ、単純に安いからと言って全てをモノクロ印刷にした方が良い、という訳ではないのが難しいところでしょう。

何も考えずに全部こうする、という考え方は楽なのですが、実際にそうした考えでやってみると恐ろしく無駄な部分が出てくるものですから。

それではもったいないので、やはりそこは仕事をしている我々がある程度は考えていく必要があります。

一昔前であればカラー印刷という発想があまりなかったのでモノクロでも問題ありませんでしたが、今の時代はそうはいきません。

何のために図面を作図するかを考えて、カラー印刷にした方が良い場合も結構あることを考えて切り替えていくのが正解だと思います。

例えば、図面上で何かを区分する際に、色でその範囲を区分するような図面の場合にはカラーが必須になるでしょう。

しかし全部の図面がカラーで必要かというと、実際はそこまででもない場合が多いのではないかと思います。

色の設定を間違って、何本かの線が少しカラーになってしまっている、という場合でもかかる金額はカラー扱いで、そのあたりのシビアな判定はコンピュータの得意とするところだと言えます。

そうした無駄は作図する側が気をつけるだけでかなり減らすことが出来ますし、それだけでコスト削減には効果が大きいものです。